社会問題

中国上海繁華街で市民らが抗議活動、住宅政策に不満

中国最大都市の上海では6月10日夜、約千人の市民が繁華街の南京路で集まり、市当局の不動産政策に対して約2時間以上の抗議活動を行った。当局が数百名の警察を動員し鎮圧した。30人以上の市民が当局に逮捕された。

上海市当局は5月17日に、不動産価格抑制措置の一環として、市内の商業および住宅両用のマンション(日本でいうマンスリーマンションような物件)に対して新たな規制を発表した。新規制では、マンション内のトイレやキッチンなどを撤去し住宅としての機能をなくすほか、以上の改築を行っていない物件に対して今後の売買を禁止し、物件保有者の土地使用権も認めない方針も決めた。

インターネット上で仲介業者と購入契約して間もない市民らは突然の政策改定で、物件に住めなくなったことに不満を噴出した。

▶ 続きを読む
関連記事
「行政はみんな知っていた」。中国でまた「現代の奴隷」のような実態が発覚。身元不明の障害者は、廃品回収場で長年働き、トラックの荷台で暮らしていた
中国で「バス離れ」が加速。利用者は激減で、各地で運休が相次ぐ。今では人も荷物も運ぶ
中共の官製メディアが毛沢東時代の「三大改造」を相次いで称賛。専門家は、経済低迷に直面する中共が新たな「公私合営」を画策し、民営企業への強権的な締め付けや資産収奪、さらには台湾有事を見据えた戦争準備のシグナルを発していると警告
17年間教壇に立つ中国の高校教師が「子供たちの目から光が消えた」と涙で訴えた
中国で6歳で視力を失った少年が障害者向け大学入試で全国1位に。13年後に実らせた努力が、多くの人に希望を届けている