台湾に行かなくても台湾を満喫できる催しが、7月に東京で行われます。台日文化交流基金と台湾新聞社が主催する第3回「日本台湾祭り2017」は7月7日〜9日の3日間、上野恩賜公園にて開催。第1回目は2011年9月、東日本大震災の後に開催され、心を癒すという意味を込めてのイベントでした。2015年の2回目に続いて、今回は「おなかにとどく幸せ」と「こころにとどく元気」のスローガンで行います。
第3回目では、これまでになかった規模で来場者を「おもてなし」。台湾をまだ訪れていない人も、すでに訪ねてきた人もこのイベントで台湾を見る、知る、感じ取ることができるアトラクション、原住民の民族舞踊、文化技芸(人形布袋劇)、音楽界・映画界の人気アーティスト、そして台湾グルメが数多く用意されます。
さらに、七夕にちなみ、台北市迪化街(てきかがい)の城隍廟(じょうこうびょう)に祀られた縁結びの神さま「月下老人」を日本に招き、「縁結び」をテーマに、日本台湾縁結び七夕神社としてなど、より深い日台交流ができるようなイベントが催されます。
イベント開催前には、台北市で有名な年末用品調達問屋街「迪化街」と上野の商店街「アメ横」の姉妹街提携が決定しました。迪化街と言えば台北で最も古い問屋街で、現在でも台湾一の漢方、乾物、布問屋街としてにぎわっており、特に旧正月前には年越し用品を求める人たち足の踏み場もないほど。そう、まさに台湾の「アメ横」なのです。
縁結び役を担った「台湾祭り」では、提携の調印式は7日の開会式の中で行われます。
イベントでは、主催者は台湾の伝統文化に触れてもらうために実演や体験プログラムなどを企画を多く盛り込まれています。伝統的な食べ物や定番の屋台料理をもその場で味わえる多彩なメニューが備えられています。
仕事の帰りなら、初日と二日目は夜までオープンするので、気軽に立ち寄れます。また、カップルでの参加の場合、両日ともに先着50組にステキなプレゼントを贈呈。入場無料。
(編集・豊山)
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