トルコの美しさを誇る古代都市エフェソス(Ephesus)で行われたクラシックコンサートで微笑ましいハプニングが発生しました。観客が美しいクラシックのメロディーに陶酔している時、なんと一匹のワンちゃんが公演最中のステージに現れたのです。しかし、会場は騒然となることはありませんでした。さて、聴衆とオーケストラ楽員の反応は?
オーストリアのウィーン室内管弦楽団(Vienna Chamber Orchestra)がエフェソス市で公演していると、一匹のゴールデン・レトリバーが舞台の袖から悠々とステージの真ん中に出てきました。「皆、何をしているんだい?」とでも言いたげに、ゆっくりと周りを見回すマイペースのレトリバー。聴衆からは笑いが漏れ、拍手が起こりました。楽員たちも楽器を弾きながら思わず笑みを浮かべました。
また、何を思ったのか、レトリバーはそのままコンサートマスターの横にどっかりと座り込みました。またも満場の笑いを誘い、大拍手が送られました。思いがけないことで会場は楽しい雰囲気に包まれたようです。
「即興出演」のレトリバーは飼い主とはぐれたのか、それとも野良犬なのか。どうやって会場のステージに上がってきたのかは不明ですが、「その日の最高に面白い出来事」としてメディアで報道されました。
(翻訳編集・豊山)
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