誰かが必ず見ている
【故事】悪事は隠せない 夢を見て悟った男
昔、子供がいたずらをすると年配の人がよく「お天道様がみているよ」と言って諭したものです。善行も悪行も、天がすべて見ているという感覚を養うことは、子供の躾において良い面があるのかもしれません。清朝の時代に書かれた「閱微草堂筆記」から、因果応報の理を説いた小説をご紹介します。
昔、崔(さい)という男がいた。ある日、崔は金持ちで権力ある一家との争いに巻き込まれたが、負けてしまった。彼は身の潔白を示す十分な証拠があったが、訴訟では聞き入れられず、悲しみと憤りで打ちひしがれていた。
その夜、崔の夢の中に、亡くなった父親が現れた。彼は息子に言った。「人は人間を騙すことができても、神を騙すことはできない」
関連記事
栃木県日光東照宮の境内および日光東照宮美術館で、「第4回日本宝樹展(春季)」が開催されている。会期は5月9日から14日までの6日間。日本の伝統文化である盆栽と日光東照宮の荘厳な空間が融合する展示会となっている。11日、会場にはジョージ・グラス駐日米国大使も夫妻で訪れた
松竹梅は、単なる縁起物ではありません。「歳寒三友」と呼ばれ、厳しい寒さの中でも姿を崩さない在り方の象徴とされてきました。松は変わらぬ節、竹は謙虚と節操、梅は寒中に先んじて咲く清らかさ。その組み合わせには、冬にこそ見える価値観が込められています。
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
胃が重い、おせちに少し疲れた――そんな頃に迎える一月七日。七草がゆは、実は「人という存在そのもの」を祝う日から生まれた習わしでした。
夏の強い日差しと湿気に疲れた心と体――日本の和菓子には、そんな季節をやさしく癒す「火消し」の知恵が込められています。抹茶、小豆、ヨモギが支える伝統の力とは?