7日、日本を巡回公演中の神韻芸術団が、大阪府にある劇場「SkyシアターMBS」で公演を行った。ニューヨーク発、古典舞踊と音楽を通して中国伝統文化の復興を目指す神韻。アメリカやヨーロッパ各国でセンセーションを起こしている夢の舞台を目撃した日本の観客らが、感動を語った。
2006年にニューヨークで設立された神韻芸術団は今では8つの同規模の芸術団を擁し、世界中で同時に巡回公演を行なっている。昨年度のワールドツアーでは24か国の200近い都市で巡回公演を行い、数々の世界トップレベルの劇場で満員の大盛況を記録した。
「非常に表現力ある」

不動産会社を経営する小川寛久さんは、公演を観賞した感想として「非常に表現力があって良かったです」と絶賛した。
舞台に伴うオーケストラが奏でる妙音についても「あれはびっくりしました。素晴らしい。練習は大変だったと思います」と讃えた。
神韻の演目は、古典舞踊、舞踊劇、中国楽器の独奏、声楽家の独唱など約20の演目からなる。
ベルカント唱法を会得した声楽家が歌う演目について、「音が響く、人の心に入ってくるような感じです」と語り、二胡の独奏も「あれは素晴らしいね。いつ聴いても。僕はCDを持っていてよく聴くんですけど、やっぱり生は生の魅力がありますね」と述べた。
神韻芸術団は、共産主義以前の中国の伝統文化の復興を使命としている。
伝統文化の重要性について、「みんながそれを大事にして将来につなげるのが大事だと思います。各国にいろんな伝統があるんだから、その文化をつなげるのが大事だと思います」と語った。
「すごく美しくて華麗」

健康食品会社で管理職を務める堂薗浩之さんは、「すごく美しくて華麗で、昔の中国の舞踊を交えながらの演舞がすごく魅力的でした」と神韻ダンサーの古典舞踊に感嘆した。
堂薗さんは3、4年前から神韻の公演を観たくて、今年初めて観賞することができたという。
特に最初の演目が印象に残ったという。「最初の演舞は良かったですね」と感動を語った。


最初の演目では、壮麗で麗しい天上の世界が観客の目の前に広がる。その純正な美に感動で涙を流す観客も多い。
「あれは素晴らしかったです。本当に引き寄せられるような感動を自分の中に訴えるものですかね、こういったものも感じました」
また、舞踊と音楽の調和についても「素晴らしいと思います。オーケストラの響きと演舞がきっちりと調合されているんですかね、和合されているんですかね。こういったものには感動しました」と感銘を受けていた。
舞踊劇の演目では、古来の美徳を伝える寓話的な物語から、「真・善・忍」を指針とする法輪功学習者のような善良で無辜な人々が共産党政権の迫害に遭いながらも信念を貫く現状を描いた現代劇まで、歴史絵巻のような世界が展開する。
堂薗さんは、「(真・善・忍は)やっぱり素晴らしいと思います。そういったものをもっともっと世界に広めるべきかなと実感しました」と語った。
「本当に来てよかった!」

不動産会社で管理職を務める佃裕子さんは、「来たいと思っていて、初めて来れてよかった」と語り、「ほんま素晴らしい」と絶賛した。

「ジャンプの高さが揃うのがすごい、本当に来てよかった」と舞踊の精巧さを讃えた。
佃さんのご主人も、神韻の公演について「素晴らしい」「すごく感動」と高評。
また、神韻のオーケストラについても「中国の独特の楽器を生で聞いたことがない。テレビでしか聞いたことがなかったので、本物はやっぱりすごいなって思いました」と語った。
大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。
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