海自艦と米空母が異例の長期行動、北朝鮮と中国けん制
[東京 2日 ロイター] – 海上自衛隊の護衛艦と米原子力空母が、西太平洋から南シナ海にかけて異例の長期行動を続けている。
北朝鮮の核・ミサイル開発と中国の海洋進出で東アジア情勢が不安定化する中、日米が緊密に連携する姿をアピールする狙いがあるとみられる。
海自は2日、護衛艦「さざなみ」と米原子力空母「ロナルド・レーガン」が9月29日から10月1日まで共同訓練を行ったと発表した。もともと9月11日から28日にかけ、関東の南方から沖縄周辺の海域で訓練を実施する計画を公表していたが、これを3日間延長。日米の艦艇はフィリピンと台湾に挟まれたバシー海峡を抜け、中国が影響力を強める南シナ海に入った。
関連記事
米中央軍はフォード級空母がスエズ通過後に紅海へ展開、空母エイブラハム・リンカーンなどとあわせ中東に最大3隻の空母打撃群が集結する見通し。このことについて、軍事専門家はトランプ政権に中東での軍事的選択肢を拡大させる動きだと指摘。
ホルムズ海峡はかつてイランの「切り札」だったが、今や最大の弱点に。輸出の大半を依存する構造が裏目に出て、封鎖は自国経済を直撃。米国の増産で抑止力は低下し、ホルムズ依存の力学は逆転しつつある。
トランプ米大統領は19日、イランの貨物船1隻が警告に従わなかったため、米軍が機関室を攻撃して穴を開け、航行不能にしたと明らかにした
中東情勢の激化の中で、中共の動きが浮上。電子偵察船が米軍を監視し、イラン支援の可能性も指摘される。情報戦が戦局を左右する中、中共の「隠れた介入」の影響はどこまで広がるのか。
米空母「フォード」が紅海に展開し、中東で3隻の空母打撃群がそろう見通しである。米軍は地域での抑止力を強める構えだ