米大統領、軍幹部と北朝鮮情勢など協議 「嵐の前の静けさ」と発言
[ワシントン 5日 ロイター] – トランプ米大統領は5日、ホワイトハウスで米軍幹部と協議し、北朝鮮の脅威やイランの核兵器保有阻止について語った。
協議を終え、幹部らとの写真撮影に応じた大統領は記者団に対し、「この瞬間を何と表現するだろうか。嵐の前の静けさ、かもしれない」と述べた。
記者らが「嵐」の説明を求めると、「そのうち分かる」と答えた。
ホワイトハウスは大統領の発言に関する質問に応じていない。
大統領は軍幹部との協議で「北朝鮮における米国の目標は非核化だ」と発言。「想像を絶するほどの人命の犠牲を払わせると米国やその同盟国を脅迫する独裁国家の行為を許すことはできない。われわれは脅迫が現実とならないために必要なことをする」と語った。
イランについては「イランはテロを支援し、暴力や流血、混乱を中東に広めている。(核)合意の精神に沿っているとは言えない」と主張。イランが合意を順守しているかどうかの判断については「まもなく発表がある」と述べるにとどめた。
大統領は軍幹部に対し、必要な場合に軍事的選択肢をより迅速に提供できる体制を整えるよう求めた。具体的な指示はしなかった。
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