米加州の山火事、風弱まり消火活動進む 少なくとも40人死亡
[サンタローザ(米カリフォルニア州) 15日 ロイター] – 米カリフォルニア州北部で発生した大規模な山火事で、15日に風の勢いが弱まり、消火活動が進展している。これまでに確認された死者は少なくとも40人に上り、同州での山火事による死者数としては記録をさかのぼれる限りで最悪となった。
消防隊員約1万1000人が消火活動に当たっている。焼失面積は21万7000エーカー(8万8000ヘクタール)超。
依然として約7万5000人が避難している。
ソノマ郡では22人の死亡が確認され、174人が行方不明となっている。
住民5000人が避難を命じられていたナパ郡カリストガでは、避難命令が解除された。
ソノマ郡とナパ郡では少なくとも12カ所のワイナリーが被害を受けたか焼失した。
関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。