米加州の山火事、風弱まり消火活動進む 少なくとも40人死亡

2017/10/16 更新: 2017/10/16

[サンタローザ(米カリフォルニア州) 15日 ロイター] – 米カリフォルニア州北部で発生した大規模な山火事で、15日に風の勢いが弱まり、消火活動が進展している。これまでに確認された死者は少なくとも40人に上り、同州での山火事による死者数としては記録をさかのぼれる限りで最悪となった。

消防隊員約1万1000人が消火活動に当たっている。焼失面積は21万7000エーカー(8万8000ヘクタール)超。

依然として約7万5000人が避難している。

ソノマ郡では22人の死亡が確認され、174人が行方不明となっている。

住民5000人が避難を命じられていたナパ郡カリストガでは、避難命令が解除された。

ソノマ郡とナパ郡では少なくとも12カ所のワイナリーが被害を受けたか焼失した。

 10月15日、米カリフォルニア州北部で発生した大規模な山火事で、風の勢いが弱まり、消火活動が進展している。写真はサンタローザで14日撮影(2017年 ロイター/JIM URQUHART)
Reuters
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