米カリフォルニア州モントクレアに住むサバナ・ジョーンズさん(14)が姪っ子のゾーイちゃん(4)の子守をしながら、留守番をしていた時のこと。突然、激しくドアをノックする音が聞こえてきました。覗き穴から外を見ると、そこには見知らぬ男性が。サバナさんはゾーイちゃんを抱きかかえ、すぐにバスルームに隠れて内側から鍵をかけました。
「ママ、誰か家に来ることになっているの?知らない人が外に立ってる」サバナさんは、母親のマリアさんへショートメールを打ちました。
そうこうしているうちに、男はすでにドアを乱暴に開けて部屋に入り、物色している様子。
「男の人が家に入ってきた。私の声が聞こえちゃう」
「ママ、誰かに電話するか、家に早く帰ってくるか、誰か呼んできて」
話し声が聞こえてしまうため、サバナさんは警察に通報することもできません。マリアさんから連絡を受けた近所の人が駆けつけた時、すでに侵入者は立ち去った後でした。男はバスルームにいたサバナさんとゾーイちゃんに気づかなかったようでした。その後、警察が到着し、無事に保護された二人。警察が広範囲に捜査しましたが、男はまだ見つかっていません。
サバナさんはCBSのインタビューに対し、「ホッとした。でも男がまだ見つかっていないから怖い」と涙を浮かべ、母親のマリアさんは、「まさか自分たちの身にこのような事が起こるなんて。昼間にですよ」とショックを隠し切れない様子。
ゾーイちゃんの母親は、「(サバナは)とても賢くて、勇気があるわ」「彼女は正しく行動しました」と話しています。
(郭丹丹)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。