中国税関「細菌が多すぎ」でソフトチーズ全面禁輸

中国税関当局は、一部の欧州チーズの輸入を全面停止した。国で認可されていない「細菌やカビが多すぎる」ためだという。輸入業関係者が9月、SNS微博で明かした。

輸入停止となったのは、細菌を熟成させて作るソフトチーズ類であるカマンベール、ゴーダ、ブリー、ゴルゴンゾーラなど約50種。

欧州連合(EU)代表団のスポークスマン、ウィリアム・フリントン氏は9月、「(細菌を問題とする)禁輸措置は、理由が正当ではない。中国国内で同様のチーズを作っても、安全と見なしているからだ」と不服を述べた。

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