香港で台湾市民の水際送還が多発、10月以来10人

台湾の作家で社会運動活動家の張鉄志が16日、香港空港で強制送還された。10月末から現在まで、少なくとも10人の台湾人が入境できず、水際送還に遭っている。

台湾中華文化総会の副事務局長の張鐵志氏は6日、個人のツイッターで送還されたことを明らかにした。張氏は、香港で開かれる「四城(香港、上海、深セン、台北)文化交流会議」でスピーチする予定だった。

同氏によると、これまで自由に香港に出入りしていたという。台湾政治大学東亞研究所王信賢所長は台湾紙・自由時報に対して、同氏の中華文化総会副事務局長就任と関係しているとの見方を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]