英国やオランダで大雪被害、多数の欠航便

[アムステルダム/ロンドン 11日 ロイター] – 前日から大雪に見舞われている英国とオランダで11日、学校が休校となるほか、多数の航空便が欠航となった。この日は凍りつくような気候とさらなる積雪が見込まれている。

欧州最大の空港であるロンドンのヒースロー空港の広報担当者によると、同空港では約4分の1の便が欠航となった。前日の欠航で飛行機やスタッフが必要な場所にいないため、この日に影響が出ているという。

オランダのスキポール空港でも何百もの便に遅れが出た。地方のアイントホーフェン空港は完全に閉鎖し、全ての便が欠航となった。

オランダでは学校や会社が休みとなり、当局は家で待機するように勧告した。鉄道や道路にも影響が出ている。向こう24時間で最大30センチメートルの積雪が見込まれている地域もある。

オランダ気象台(KNMI)は、最も高い警戒レベルの警告を出し、全国各地で「非常に危険な」状況だとした。

国有鉄道会社と政府は、不要不急の列車での移動や運転を避けるように勧告した。

 12月11日、前日から大雪に見舞われている英国とオランダで、学校が休校となるほか、多数の航空便が欠航となった。この日は凍りつくような気候とさらなる積雪が見込まれている。写真は英ラフバラーの小学校の門に貼られた休校を告げるお知らせ(2017年 ロイター

/Darren Staples)
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