フィリピン議会、ミンダナオ島の戒厳令延長を承認 来年末まで
[マニラ 13日 ロイター] – フィリピン議会は13日、ドゥテルテ大統領が要請していた、南部ミンダナオ島に出している戒厳令の来年末までの1年間延長について、圧倒的多数で承認した。
267議員のうち240議員が延長を支持した。
過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力は今年、ミンダナオ島のマラウィを5カ月にわたり占拠していた。
ドゥテルテ大統領の側近は議会に対し、ミンダナオ島で新たな情勢不安が起きる可能性があり、戒厳令の延長が必要だと述べた。
関連記事
日米豪印4カ国の外相会合が、トランプ次期アメリカ大統領の就任式直後に開催される見込みだ。「クアッド」と呼ばれるこの4カ国の枠組みは、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指している。この概念は、中国共産党の影響力拡大を念頭に置いたものだ。
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。