安保理決議の完全履行で一致、安倍首相と国連トップが会談

[東京 14日 ロイター] – 安倍晋三首相と国連のグテレス事務総長は14日、首相官邸で会談し、北朝鮮問題について、安全保障理事会決議の完全履行が必要との認識で一致した。グテレス氏は「制裁の履行が平和的な非核化につながる」と強調した。

安倍首相は会談後の共同会見で、「朝鮮半島の非核化が地域の平和と安定のために不可欠であるということで(事務総長と)完全に一致した」と説明。「安保理決議の完全履行の必要性や、非核化に向け意味ある対話でなければならないとの認識を共有した」と述べた。

核とミサイル開発を進める北朝鮮の問題を巡っては、ティラーソン米国務長官が前提条件なしに対話に応じる用意があると発言。米ホワイトハウスがそれを打ち消し、トランプ政権内の見解のずれが浮き彫りになった。安倍首相は今回のグテレス氏との会談を通じ、「対話のための対話では意味がない」との持論を改めて訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナ戦争を背景に、ロシアと北朝鮮の軍事協力が急速に深まっている。北朝鮮は兵士や砲弾、ミサイルを提供する一方、ロシアから機密技術を獲得。中国共産党が露朝接近を警戒する理由を読み解く
中共の情報機関のために報告書を作成した豪州人男性は懲役3年6か月を言い渡された。豪州初の「無謀な外国干渉罪」で実刑判決となる
米人工知能(AI)企業アンスロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は12日、最先端AIモデルの開発速度を緩めるよう呼びかける論考を公表し、中国共産党(中共)の官製メディアの反発を招いた。
AI開発の減速を求める声とOpenAIのIPO見送り観測を受け、アジアのAI・半導体株が下落。ソフトバンクGは一時13.2%安となり、日韓台中の関連銘柄にも売りが広がった
ロシアの無人機が、ウクライナとポーランドの国境付近でウクライナの列車を攻撃した。その直前には、ボリス・ジョンソン元英首相や欧州の複数の安全保障当局高官が同地を通過したばかりだった。