北朝鮮のICBM、まだ脅威ではない=米国防長官

[ワシントン 15日 ロイター] – マティス米国防長官は15日、北朝鮮が先月末に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、現在も分析を続けているとした上で、米国にとってまだ差し迫った脅威ではないとの考えを示した。

マティス氏は「今すぐには脅威になるものではない」と記者団に話した。

北朝鮮が11月29日に発射したICBMは、高度が4000キロ以上に達して約53分飛行、日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。同国は「火星15」の発射実験に成功し、米国全土への到達が可能だと発表していた。

▶ 続きを読む
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある。
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている