ロシア、米情報で爆破計画を阻止 プーチン氏がトランプ氏に謝意

[モスクワ/ワシントン 17日 ロイター] – ロシアのサンクトペテルブルクを標的とした爆破計画が米国から提供された情報を元に阻止されたと、米ロ当局が17日明らかにした。両国は現在、シリア問題などを巡り緊張関係にあるが、こうした協力が公にされるのは異例。

ロシア政府によると、サンクトペテルブルクの大聖堂などで武装勢力が爆破攻撃を計画していたという。プーチン大統領は17日、トランプ米大統領に電話し、情報提供に感謝を示した。

米ホワイトハウスは今回の攻撃計画について詳細を明らかにしていないが、「多数の死者が出る可能性があった」としている。両国とも容疑者については発表していない。

▶ 続きを読む
関連記事
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある。
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている