和とデジタルアーツの不思議な融合

大晦日、代々木体育館に優雅に浮かぶ金魚

巨大な金魚が代々木体育館を泳ぐ?! 「空飛ぶ金魚at代々木体育館」と題したデジタルアートが、大晦日、国立代々木競技場第一体育館で一般公開される。

空中を幻想的に浮かんでいる金魚は、プロジェクションマッピングで投影したもので、一般社団法人日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構(以後JDAS)が、日本の文化資産を掘り起こし、観光振興や地方創生、経済社会の活性化を目指し、新たな文化振興モデルの一環として行っているもの。

「空飛ぶ金魚プロジェクト」は、地域の様々な文化の発展を目指し日本各地で展開をしており、今回は京都嵐山に続く2回めの公開となっている。

総合演出は、都庁第一本庁舎や横浜赤レンガ倉庫、オーストリアのザルツブルグ大聖堂など、世界各地を彩ってきたデジタルアーティスト長谷川章氏が務めている。

 投影は大晦日21時から25時、風水では金魚は縁起が良いとされている。空に浮かぶ金魚を見ながら新しい年を迎えるのも乙なものではないだろうか。

(文・大道修)

 

 

関連記事
よもぎと小豆は、漢方と日常生活において重要な役割を果たしてきました。二つの組み合わせはその味に魅力があるだけでなく、そのユニークな性質を活かして体のバランスを整えてくれます。
この若草色の団子は、ただ目で楽しむだけでなく、桜の花々とともに季節の風情を一層引き立てます。
築200年の荒れ果てた家を購入し、5年かけて新しい命を吹き込んだ米国イリノイ州の夫婦は「それだけの価値があった […]
現代社会は、ストレスや様々な疾患に直面しており、多くの人々が健康への不安を抱えている状況にあります。しかし、私たちの身近な食材には、そんな不安を和らげる力を持つ意外なヒーローが存在します。それが「キャベツ」です。
SARS-CoV-2(新型コロナのウイルス名)のスパイクタンパク質が抗がん作用を妨げ、がんを促進する可能性があることが、最近発表されたブラウン大学による細胞研究のプレプリント(査読前原稿)で明らかになった。