和とデジタルアーツの不思議な融合

大晦日、代々木体育館に優雅に浮かぶ金魚

巨大な金魚が代々木体育館を泳ぐ?! 「空飛ぶ金魚at代々木体育館」と題したデジタルアートが、大晦日、国立代々木競技場第一体育館で一般公開される。

空中を幻想的に浮かんでいる金魚は、プロジェクションマッピングで投影したもので、一般社団法人日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構(以後JDAS)が、日本の文化資産を掘り起こし、観光振興や地方創生、経済社会の活性化を目指し、新たな文化振興モデルの一環として行っているもの。

「空飛ぶ金魚プロジェクト」は、地域の様々な文化の発展を目指し日本各地で展開をしており、今回は京都嵐山に続く2回めの公開となっている。

総合演出は、都庁第一本庁舎や横浜赤レンガ倉庫、オーストリアのザルツブルグ大聖堂など、世界各地を彩ってきたデジタルアーティスト長谷川章氏が務めている。

 投影は大晦日21時から25時、風水では金魚は縁起が良いとされている。空に浮かぶ金魚を見ながら新しい年を迎えるのも乙なものではないだろうか。

(文・大道修)

 

 

関連記事
印刷物の読書は、スクリーン読書と異なり、脳の深い処理を促進し、記憶力や理解力、情緒や社会性の発達に良い影響を与えることが、神経科学の研究で明らかになっています。
薬を使わずに血糖値を正常化――著者であり神学校学長の劉志信博士が、ケトン食、断食、運動、そして信念の力によって糖尿病を克服した方法を語ります。
冷蔵庫に入れているからといって安心とは限りません。専門家は、ご飯や加工肉、もやし、葉物野菜など、見た目では傷みが分かりにくい食品が食中毒の原因になり得ると警鐘を鳴らしています。
慢性痛は身体だけでなく心にも関係していることをご存じですか?痛みの再処理療法や気功、瞑想など心身療法の効果を解説します。新しい治療法の可能性に迫る内容です。
春になると頭痛や肌のかゆみ、関節痛を感じることはありませんか?それは「風邪(ふうじゃ)」が原因かもしれません。中医学に学ぶ春の不調対策とおすすめのスープやツボをご紹介します。