ミャンマーのロイター記者逮捕、文書受け取った直後=親族

[ヤンゴン 28日 ロイター] – ミャンマーで取材中に逮捕されたロイターの記者2人に面会した親族が28日、逮捕時の状況を明らかにした。2人は警官から資料を受け取った直後に拘束されたという。

拘束されているのはWa Lone記者(31)とKyaw Soe Oo記者(27)で、イスラム教徒少数民族ロヒンギャへの迫害を取材していた。ミャンマー当局は「ラカイン州と治安部隊に関する政府の重要な機密文書を所持していた」とし、国家機密法違反の疑いがあると主張している。

Wa Lone氏と面会した同氏の妻は記者会見で、両記者は12日にこれまで会ったことのない警官2人とレストランで面会し、2通の文書を手渡されたと話した。持ち帰って中身を確認するよう指示され、レストランを出た直後に7─8人の警官に取り押さえられたという。

ミャンマー政府は記者と共に警官2人を逮捕したとしているが、その後の情報は公表していない。また逮捕された警官がロイターの記者と同席した人物だったかも明らかでない。

関連記事
2024年11月にトランプ氏が次期大統領に当選した後、韓国企業が相次いで米国への投資を発表。一方、中国事業の撤退や事業縮小が加速している。
2012年に習近平が就任して以来、中国からの庇護申請者は累計で100万人を超えた。2022年一年の庇護申請者数だけで前任の胡錦濤の10年間の任期中の総数に匹敵する。まさに地獄
ラーム・エマニュエル在日米国大使も間もなく離任する。彼は、米国、日本、韓国などインド太平洋地域の同盟国との協力の重要性を強調し、中共をロシア、北朝鮮、イランの「独裁者の枢軸」の一部として厳しく批判した。
自国経済も低迷、西側諸国のデカップリングも進む中、英国の財務大臣が中国を訪問し、中共政府とより緊密な貿易関係の構築を目指すと述べた。この財務大臣の言動に疑問の声があがっている
日米豪印4カ国の外相会合が、トランプ次期アメリカ大統領の就任式直後に開催される見込みだ。「クアッド」と呼ばれるこの4カ国の枠組みは、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指している。この概念は、中国共産党の影響力拡大を念頭に置いたものだ。