「中国伝統文化の復興」を掲げる神韻芸術楽団は、2006年にニューヨークで始まった。古代の英雄、皇帝、神話の世界を表現し、西洋オーケストラと中国古典楽器を組み合わせたオリジナル楽曲は、観衆を数千年の歴史の舞台へいざなう。
年の瀬、クリスマスと新年のイルミネーションで華やぐ北米の都市。名高い芸術劇場では美しい芸術舞台が披露されている。新春を迎えるにあたり、人々は中国伝統芸術の舞台を鑑賞し、世界中に伝播した何世紀にもわたる歴史文化を堪能している。
北米巡回ツアー展開中の「神韻」を鑑賞した人々の声を紹介したい。
12月27日 ジョーンズ・ホール/米テキサス州ヒューストン
医師 ジョーンズ・ヒルさん
何世紀にも渡る古代のルーツが、伝統文化のなかで継承されていることを実感できたようです、感銘を受けました。神韻は鑑賞して、初めてその良さが分かります。壮大なスケールで披露される芸術作品です。
12月28日 国立芸術劇場/カナダ・オタワ
元フィギュアスケーター・洋裁師 ダイアン・ゴヤッテさん
フィギアスケーターでしたから、ダンサーたちは何千時間もの練習をしていると分かります。頭や手の位置、長い袖などの扱いは、音楽とも完全に一致しており、素晴らしいです。裁縫師でもありますから、神韻の衣装の鮮やかな色、絹の生地がどれほど素晴らしいかもわかります。
12月28日 ボック・センター・ワン劇場/米マサチューセッツ州ボストン
退職した金融専門家 ソチリオス・アンゲラキスさん
驚くほど素晴らしいです。芸術、音楽、舞踊を通じて、何千年もの歴史を見ているようでした。残念ながら今日、中国の人々は自らの歴史や文化を奪われていますから、これを経験できる私たち幸運といえます。
12月27日 トービンセンターパフォーミングアーツ 米テキサス州サンアントニオ
作家 アリシア・シュレイデルさん
オープニングシーンは、雲間から見える世界は別次元に包まれたかのように全ての鑑賞者たちは感じるでしょう。私は涙が出ました。ラストシーンの美しい舞踊も絶妙です。
12月27日 トービンセンターパフォーミングアーツ 米テキサス州サンアントニオ
バイオリン講師 クリスティーナ・ヴァン・リサベッテンスさん
音楽はとても美しいです。西洋と東洋の合作は興味深いものでした。特に、才能豊かな二胡の演奏には魅了されました。とても素敵でした。
バイオリン講師のクリスティーナ・ヴァン・リサベッテンスさん(左)(Amy Hu / The Epoch Times)
世界的に評価の高い舞踊と音楽の舞台芸術「神韻」。日本公演は2018年4月17日~5月2日、東京、宇都宮、川口、名古屋、西宮、京都の公演を予定。
チケットは専用オンラインサイトで詳しい日程と公演時間を確認でき、座席を選んでチケット購入ができる。ぴあなど各種チケットサービスでも神韻のチケットを取り扱っている。
(編集・甲斐天海)
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