米ホワイトハウス、「核ボタン」巡るトランプ氏の発言擁護

[ワシントン/ソウル 3日 ロイター] – 米ホワイトハウスは3日、核ボタンの大きさに関するトランプ大統領のツイッターへの投稿を擁護し、米国はトランプ大統領ではなく、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の精神状態を懸念すべきだと語った。

金委員長が1日の「新年の辞」で、「核のボタン」が常に机の上に置かれていると警告したことに対して、トランプ氏は2日、自分の核ボタンの方が「彼のものよりも大きく、強力だ。それに私のボタンは作動する」とツイッターに投稿した。

この発言を巡っては、野党民主党を中心に批判が噴出した。

3日のホワイトハウス定例記者会見では、この発言を受けて国民はトランプ氏の精神状態を心配すべきではないかとの質問が出た。

サンダース報道官は「大統領と国民は北朝鮮指導者の精神状態を懸念すべきだ」と述べ、「彼はこれまでにもたびたび脅迫し、ミサイル実験を数年間に何度も行った。大統領は萎縮したり弱腰になることはない。立ちあがって米国民を守るという約束したことを確実に行う」と説明した。

 1月3日、米ホワイトハウスは、核ボタンの大きさに関するトランプ大統領のツイッターへの投稿を擁護し、米国はトランプ大統領ではなく、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の精神状態を懸念すべきだと語った。写真はホワイトハウスで昨年12月撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

 1月3日、米ホワイトハウスは、核ボタンの大きさに関するトランプ大統領のツイッターへの投稿を擁護し、米国はトランプ大統領ではなく、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の精神状態を懸念すべきだと語った。写真はホワイトハウスで昨年12月撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)
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