米韓首脳が電話会談、冬季五輪中の軍事演習見送りで合意
[ワシントン/ソウル 4日 ロイター] – トランプ米大統領は4日、韓国の文在寅大統領と電話会談し、来月開催される平昌冬季五輪の期間中に米韓合同軍事演習を行わないことで合意した。韓国・青瓦台(大統領府)が明らかにした。
トランプ大統領はさらに、南北対話が良い結果をもたらすことを望んでいると伝えたほか、平昌五輪には自身の家族を含む高官級代表団を派遣する方針を明らかにした。
これより先にトランプ大統領はツイッターに「対話は良いことだ」と投稿し、南北会談実現に向けた動きを歓迎する姿勢を示した。また、「もしわたしが断固とした強力な姿勢で全ての『力』を北朝鮮に投じる意思を持っていなかったら、南北間で現在、対話が行われるのを誰が本気で信じるだろうか」と書き込み、米国による圧力強化が南北対話に道を開いたとの考えを示した。
米政権の高官はロイターに対し、トランプ氏の長女イバンカ氏を平昌五輪に派遣することが検討されていると明かした。
米ホワイトハウスはこれに関してコメント要請に応じていないが、トランプ氏と文大統領が平昌五輪と合同演習の開催中に衝突を回避し、五輪開催中の治安維持を確実にすることで合意したと表明した。同時に、双方は「北朝鮮に対して最大限の圧力を加え続けることで合意した」と説明した。
*内容を追加しました。
関連記事
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。
米インド太平洋軍司令官パパロ大将は、中共による台湾侵攻は米軍の優位性により「極めて困難」と指摘。海上封鎖も突破可能と自信を示した。中共軍の台湾周辺の活動は活発化している
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]