ミャンマーでの記者拘束、適切な機会に働きかけ行いたい=官房長官

[東京 10日 ロイター] – 菅義偉官房長官は10日午後の会見で、ロイター通信の記者2人がミャンマーで逮捕され、国家機密法違反の罪で起訴されたことについて、「ミャンマー政府に懸念を伝えてきており、河野太郎外相の訪問の機会を含め、今後とも適切な機会をとらえて話し合い、働きかけを行っていきたい」と述べた。

菅官房長官は河野外相のミャンマー訪問について「現在準備中で、会談の内容を予断することは控えたい」とした上で、「表現の自由、基本的人権、法の支配は国際社会の普遍的価値であり、いかなる国でもその保障は重要だというのが日本政府の基本的考え方だ」と語った。

(石田仁志)

 1月10日、菅義偉官房長官は午後の会見で、ロイター通信の記者2人がミャンマーで逮捕され、国家機密法違反の罪で起訴されたことについて、「ミャンマー政府に懸念を伝えてきており、河野太郎外相の訪問の機会を含め、今後とも適切な機会をとらえて話し合い、働きかけを行っていきたい」と述べた。写真は昨年7月首相官邸で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)
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