不明のマレーシア機捜索再開へ、政府が米社と合意 発見すれば報酬

[クアラルンプール 10日 ロイター] – マレーシア政府は10日、2014年3月に消息を絶ったマレーシア航空機の捜索再開について米海洋探査会社オーシャン・インフィニティと合意した。90日以内に発見できた場合、最高7000万ドルの報酬を支払うという。

この不明機はクアラルンプール発北京行きのMH370便(乗客乗員239人)で、オーストラリア、中国、マレーシアによる捜索活動は機体を発見できないまま昨年1月に終了していた。

マレーシアのリオウ・ティオンライ運輸相は、オーシャン社がインド洋南部で2万5000平方キロの範囲を捜索すると説明。発見時の捜索範囲によって2000万─7000万ドルが支払われるという。

▶ 続きを読む
関連記事
香港紙、りんご日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が国安全法違反などの罪に問われた裁判で、香港の裁判所は12月15日、同氏に有罪判決を下した。量刑は後日、言い渡される
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
豪州で12月14日夜、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントを狙った銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡した。警察は事件をテロ行為と認定し、父子とみられる銃撃犯2人が関与した可能性があるとして捜査を進めている。