インタビュー:米大使館のエルサレム移転、年内の計画ない=トランプ大統領

[ワシントン 17日 ロイター] – 米国のトランプ大統領は17日、イスラエルの米国大使館を年内にエルサレムへ移転する計画はないと否定した。

イスラエルのネタニヤフ首相のインド訪問に同行したイスラエル記者団によると、首相は17日、移転に関し「予想よりずっと早期になると確信している。1年以内になるだろう」と述べたという。

この発言に対し、トランプ大統領はロイターに「年末までに?われわれは、話しているシナリオが異なるようだ。私が言っているのは明らかに、一時的な(移転の)話だ。それは考えていない。答えはノーだ」と述べた。

トランプ大統領は12月、エルサレムをイスラエルの首都として公式に認定。テルアビブからの大使館移転を始めると表明し、中東和平の努力を脅かすものとしてアラブや西側諸国の怒りを買った。

ティラーソン米国務長官は12月、大使館の移転は「おそらく3年以内には無理だろう」と予想していた。

関連記事
5月14日、メリーランド州、ネブラスカ州、西バージニア州で民主党と共和党の初選が行われた。前大統領ドナルド・トランプ氏と現職大統領ジョー・バイデン氏は選挙戦でいくつかの警告信号に直面したが、全体的な状況は安定していた。5月14日予備選挙のハイライト
反ユダヤ主義に対抗することを目的とした法案が米国下院で可決され、憲法修正第一条の権利に影響を及ぼす可能性について党派を超えた議論が巻き起こっている。反ユダヤ主義啓発法として知られるこの法案は、5月1日、321対91の賛成多数で米下院を通過した。
5月14日、英国バーミンガムで行われた安全保障会議で、英国と米国は、中共によるサイバー攻撃とスパイ活動が世界の安全に重大な影響を及ぼしていると指摘した。
ノースカロライナ州マチュース。 ドナルド・トランプが大統領選で共和党の推定候補者となって以来、全米世論調査での彼のリードは強くなっている。大きなアドバンテージを持つノースカロライナ州の地元保守派は、草の根運動の欠点を懸念している。
ニュージャージー州ワイダーウッド、前大統領ドナルド・トランプは5月11日、ビーチでの珍しい演説に数万人のファンを集めた。民主党が優勢とされるこの州で、共和党候補がこれほど多くのファンを集めたのは歴史的な偉業だと言える。