米国務長官が来週訪英、「トランプ大統領は英国を軽視せず」
[ワシントン 17日 ロイター] – ティラーソン米国務長官は17日、来週英国を訪問すると記者団に明らかにした。滞在は1日で、ロンドンの新米大使館を訪れたいとの意向を示した。
新大使館を巡っては、トランプ大統領が今月、落成式への出席を取りやめ英国訪問を中止すると発表している。オバマ前大統領が大使館を「二束三文」で売り払い、不便な場所へ移したことを理由に挙げたが、実際はブッシュ(子)政権時代に移転が決まっていた。
ティラーソン氏は新大使館が立地条件で劣り移転決定は失敗だったかとの質問に対し「既に決まったことであり見直す必要はない」と述べた。
トランプ大統領の訪英中止について、ティラーソン氏は大統領が対英関係を軽視しているわけではないと強調。「米国と英国は依然として特別な関係を保っている。大統領は英国の欧州連合(EU)離脱を支持し、今も決定は正しかったと考えている」と述べた。
その上で「現在英国は非常に重要な離脱交渉に集中する必要がある。メイ英首相が交渉に注力しなければならないことを、大統領は理解しているのだと思う」と説明した。
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