中台関係の将来、新航空路巡る問題が左右=台湾大陸委員会

[台北 1日 ロイター] – 中国が台湾付近を飛行する新しい航空路を台湾の承認なしに開設した問題で、台湾の大陸委員会は31日遅く、この問題を解決できるかどうかで、将来の中台関係が決まるとの声明を発表した。

この問題を巡っては、中国の航空会社2社が春節(旧正月)期間中の中台間の増便をキャンセルするなど、中台の対立が激しさを増している。

大陸委員会は「この問題を解決できるかどうかで、台湾の人々が将来の中台関係の方向性をどう考えるかが決まる」と表明。「苦労して実現した平和と安定した関係を大切にするよう、改めて中国側に求める。問題がエスカレートしないよう、中国は不備を補う措置を講じる必要がある」と主張した。

関連記事
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
バイデン政権は、イスラエルへの一部の軍需品の納入を遅らせている。ロイド・オースティン米国防長官は5月8日、上院歳出委員会の公聴会で、イスラエルによるガザ南部ラファ包囲の可能性を考慮し、国防総省がイスラエルへの武器輸送計画を一部見直していると発言した。
世界中で、授業中の携帯電話使用を禁止する学校が増加している。