米上院、予算案を可決し下院に送付 政府機関閉鎖は防げず

[ワシントン 9日 ロイター] – 米上院は9日未明、つなぎ予算を盛り込んだ予算法案を可決し、下院に送付した。

これに先立ち、政府機関の閉鎖回避に必要なつなぎ予算は9日午前0時に失効。トランプ政権は今年2度目の政府機関閉鎖に追い込まれた。

上院本会議は71対28で予算・つなぎ予算案を可決した。法案に盛り込まれた赤字歳出に反対する共和党のランド・ポール議員が本会議で演説を繰り返し、午前0時までの可決に至らなかった。

法案が下院を通過するかどうかは不透明。下院が明け方までに可決すれば実際の閉鎖は回避される。

*内容を追加しました

関連記事
NATOのマルク・ルッテ事務総長は、欧州議会での演説において、中国とロシアの協力が深まる中で、大西洋横断の防衛 […]
トランプ氏の就任宣誓まであと7日となる1月13日、大統領就任式委員会は3日半にわたる祝賀行事の日程を発表した。 […]
ミャンマーの詐欺団地で、多国籍の被害者が監禁される事件が続出。俳優・王星氏の救出劇や詐欺グループの手口が明らかに。広がる国際的被害と課題に迫る。
ラブロフ外相は14日、日本がロシアとの平和条約締結に向けた対話再開の用意があることをロシアは感じているとしたが、日本のこのような姿勢は、ウクライナ戦争をめぐるロシアに対する制裁を維持する日本の姿勢と矛盾していると述べた
韓国在職中の大統領が公捜処に逮捕される憲政史上初の事態が発生。不当捜査を訴える尹氏の声明や、公捜処の取り調べ体制の課題に注目が集まっている。