英独首脳、16日にベルリンで会談へ

[ロンドン 13日 ロイター] – 英国のメイ首相は16日に、ベルリンでドイツのメルケル首相と会談する。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉が難しい局面を迎えるタイミングでの会談となる。

メイ首相は、離脱後の激変を緩和させる移行期間について、来月にEU側と合意することを目指している。首相や複数の閣僚は今後数週間に相次いで講演を行い、好ましい合意について英国の立場を説明する見通し。

EUのバルニエ首席交渉官は先週、移行期間に関する合意は「既定路線ではない」と指摘し、EU側の提案に英国が異論を唱えたと明らかにしている。

ドイツの政府当局者は13日、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)との大連立合意を受けた新政権の発足によって、ブレグジット(英EU離脱)に関する同国の立場が変わることはないと表明した。

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