米伝道師ビリー・グラハム氏が死去、歴代大統領にも助言
[21日 ロイター] – キリスト教福音派の米国人伝道師ビリー・グラハム氏が21日、ノースカロライナ州モントリーの自宅で死去した。99歳だった。70年にわたる伝道期間中、歴代の米大統領にも助言し、出身地のノースカロライナ州から北朝鮮まで世界で数百万人に説教したことで知られる。
グラハム氏の団体「ビリー・グラハム伝道協会」は、同氏がテレビや衛星中継なども通じて数億人にキリスト教の教えを説き、史上最も多くの人に布教した人物だとしている。
ニクソン元大統領など歴代大統領にとっても事実上の専属牧師となり、多数の世界的指導者とも面会。福音派伝道師として旧共産圏でも布教した。
近年は大統領らとの緊密な親交が途絶えていたが、トランプ大統領はツイッターで「偉大なるビリー・グラハムが死去した。彼のような人物はまたとない。キリスト教徒をはじめ、全宗教から惜しまれるだろう。極めて特別な人物だ」と投稿し、死を悼んだ。
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