中国国家主席の経済顧問、今週訪米へ 通商問題を協議

[北京 26日 ロイター] – 中国外務省の報道官は26日、習近平国家主席の最高経済顧問を務める劉鶴氏が今週、訪米することを明らかにした。2月27日から3月3日にかけて訪米する。定例会見で明らかにした。

「米中関係と米中の経済・通商協力」について意見交換するという。これ以上の詳細は不明。

劉鶴氏はハーバード大に留学経験があり、習主席の信認を得ている。3人の関係筋が明らかにしたところによると、同氏は中国人民銀行(中央銀行)次期総裁の最有力候補に浮上している。経済担当の副首相にも就任する見込みという。

米政府高官は23日、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表らがワシントンで劉鶴氏と会合を開き、貿易摩擦について協議することを明らかにしていた。

米当局者によれば、トランプ米大統領は中国などからの鉄鋼輸入品に関税を課す方向で協議を進めている。

 

 

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