原油先物は続落、米在庫増で供給過剰に警戒感

[東京 1日 ロイター] – 1日のアジア時間の取引で、原油先物相場は続落。米エネルギー情報局(EIA)が28日発表した週間在庫統計では、原油在庫が市場予想を上回る積み増しとなったほか、ガソリン在庫も減少予想に反して増加したことから、米国内の供給過剰に警戒感が広がった。

0100GMT(日本時間午前10時)時点で、米WTI原油先物(4月限)<CLc1>は0.11ドル安の1バレル=61.53ドル。前日は1.37ドル安で終了していた。

北海ブレント先物(5月限)<LCOc1>は0.16ドル安の1バレル=64.57ドル。前日は1.79ドル安で終了していた。前日が取引期限だった4月限は0.85ドル安の65.78ドルで終了。

EIAが28日午前に発表した週間在庫統計では原油在庫が前週比300万バレル増え、ロイターがまとめた市場予想(210万バレル増)を上回る積み増しとなった。ガソリン在庫も250万バレル増え、19万バレルの取り崩し予想に反して増加した。

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