トランプ陣営とロシアの共謀「証拠なし」=米下院情報委の共和党

[ワシントン 12日 ロイター] – 2016年の米大統領選挙へのロシア干渉疑惑を巡り、米下院情報委員会の共和党議員らは12日に暫定報告を公表し、トランプ陣営とロシアが大統領選に影響を及ぼすために共謀した証拠は見つからなかったと明らかにした。

この調査を率いる共和党のマイク・コナウェイ下院議員は、調査のインタビュー段階が終了したと説明、フォックス・ニュースとのインタビューで「必要な人全てから話を聞いた」と語った。

情報委の共和党議員らはここ数週、調査のインタビュー部分が間もなく終了すると説明していた。

一方、情報委の民主党議員らは、調査は終了から程遠いと指摘。民主党のアダム・シフ下院議員は先週、話を聞くべき人がまだ多くおり、調査が必要な書類も残っていると述べた。

情報委の民主党議員は、トランプ大統領やその関係者をかばうために、共和党が調査を積極的に行っていないと批判している。

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