原油先物は下落、トランプ米大統領が対中追加関税の検討を指示

[ソウル 6日 ロイター] – アジア時間の原油先物は下落。トランプ米大統領が1000億ドルの対中追加関税の検討を通商代表部(USTR)に指示したことを受け、米中貿易摩擦の激化を巡る懸念が再燃した。

0143GMT(日本時間午前10時43分)現在、北海ブレント先物6月限<LCOc1>は0.38ドル(0.6%)安の1バレル=67.95ドル。

米WTI原油先物5月限<CLc1>は0.43ドル(0.7%)安の1バレル=63.11ドル。

市場観測筋は米中貿易摩擦の行方に懸念を抱いているものの、原油の需給に引き締まりの兆候が見られる中、大幅な価格下落は見込んでいない。

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