米国家安全保障会議の報道官が退任予定=ホワイトハウス

[ワシントン 8日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサンダース報道官は8日、国家安全保障会議(NSC)のマイケル・アントン報道官が政権を去る予定だと明らかにした。

アントン氏はトランプ政権で1年以上にわたり勤務した。同氏はブッシュ(子)政権のNSCでも勤務経験があり、また過去にブラックロックでマネジングディレクターを務めた。

ホワイトハウス当局者によると、トランプ大統領は8日にアントン氏に電話で謝意を伝えたという。

ホワイトハウスは、アントン氏の退任理由や政権を去る時期については明らかにしなかった。

アントン氏は米政治専門サイト「ポリティコ」に対し、ヒルズデール・カレッジのカービー・センターで職を得る予定と明らかにした。現時点ではロイターのコメント要請に応じていない。

9日には、トランプ大統領が新たに起用したボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が執務を開始する。タカ派として知られるボルトン氏は、解任されたマクマスター氏の後任となる。

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