原油先物、14年終盤以来の高値近辺

[シンガポール 20日 ロイター] – アジア時間の取引で原油先物は、主要産油国の協調減産により市場の過剰供給が解消されるなか、今週つけた2014年終盤以来の高値近辺で推移している。

0129GMT(日本時間午前10時29分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.09ドル安の1バレル=73.69ドル。

米WTI原油先物<CLc1>は0.07ドル安の68.22ドル。

石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国は2017年から協調減産を続けており、原油の過剰供給は解消されつつある。

北海ブレントと米WTI先物は今週、2014年11月以来の高値となる74.75ドルと69.56ドルをそれぞれ記録した。

米国がOPEC加盟国イランへの制裁を再開するとの観測も原油価格を支援している。

関連記事
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。
バイデン政権は、イスラエルへの一部の軍需品の納入を遅らせている。ロイド・オースティン米国防長官は5月8日、上院歳出委員会の公聴会で、イスラエルによるガザ南部ラファ包囲の可能性を考慮し、国防総省がイスラエルへの武器輸送計画を一部見直していると発言した。
世界中で、授業中の携帯電話使用を禁止する学校が増加している。
有名なボクシングプロモーターであるドン・キングは、2024年の大統領選挙でドナルド・トランプ前大統領を支持している。トランプ前大統領は、大統領選挙キャンペーンを頓挫させる恐れのある一連の裁判に直面している。5月8日、92歳のキング氏はあるイベントで、トランプ前大統領に何か言うことはないかと尋ねられた。