米議会、国境の壁建設費増額を 政府機関閉鎖辞さず=トランプ氏

[ワシントン(米ミシガン州) 28日 ロイター] – トランプ米大統領は28日、遊説先のミシガン州ワシントンで演説し、議会が国境の壁建設費用を増額しなければ、9月に連邦政府機関を閉鎖することも辞さないとの考えを明らかにした。

「壁(建設計画)は始まっている。われわれが手にしているのは16億(ドル)だ」とし「9月28日に(重大な局面が)再びやってくる。国境の警備が確保されなければ選択の余地はない。(連邦政府を)閉鎖する」と述べた。

中米から移民が大挙して押し寄せていることが壁建設が必要な理由のひとつと強調した。

トランプ氏が先月署名した1兆3000億ドルの歳出法案は9月末までの政府支出を手当てしている。議会は11月半ばに中間選挙を控えており、共和党が政府機関の閉鎖を支持する可能性は低い。

*写真を付け、カテゴリーを追加して再送します。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。