「人民に政府を監督させよ」と李首相が発言 当局、報道記事を差し替え
中国の李克強首相は27日、国務院の会議で「人民に政府のすべての行動を監督させる」と発言した。当局がこの発言に関するニュースリリースを差し替えたことが分かった。
中国政府系メディアの報道によると、李首相は27日、国務院の第1回清廉政治に関する会議において、「政府は全面的に政務を公開すべきだ。特に、インターネットやビッグデータなどの先進技術を十分に利用して、人民に政府のすべての行動を監督させていく必要がある」「権力を(人々が)見えるところで行使すべき」と述べた。
しかし、国務院の公式サイトでは現在、『李克強:人民に政府のすべての行動を監督させよ』と題するニュースリリースは削除されている。同記事をクリックすると、『ページは削除されました』との提示が出た。理由は不明だ。首相の公言によって、政治改革を求める市民の声の高まりを恐れたとみられる。
代わりに28日に掲載された『李克強:政府の資源に対する直接配置を最大限に減少せよ』との記事の後半で、李首相の同発言を読むことができる。
中国国内では李首相の言葉に注目が集まった。インターネット上では、ネットユーザーが「人民がどうやって政府を監督するのだろうか?政府は、新聞もテレビもネットも警察をも支配下に置いている。われわれがSNS微博で投稿をしたら、すぐに削除される。今までは、意のままに、われわれ人民を取り調べ、脅し、拘禁の対象にしてきたくせに。首相よ、私があなたを監督できると言えるのか?」と疑問の声を寄せた。
(翻訳編集・張哲)
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