金正恩氏「非核化に尽力」、北朝鮮訪問中の王毅中国外相に

[北京 3日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は3日、同国を訪問している中国の王毅国務委員兼外相に対して、非核化に尽力すると伝えた。中国外務省が明らかにした。朝鮮半島の和平実現へ向けた外交的な取り組みが活気付いている。

金氏と韓国の文大統領は4月27日に行われた会談で、両国の関係を強化すると宣言した。会談の数日前に北朝鮮は、全ての核・ミサイル実験を中止する試みを保証するため、核実験場を廃止すると述べ、世界を驚かせた。

金氏と王氏は北朝鮮の首都平壌で会談。中国外務省の声明によると金氏は王氏に対して、朝鮮半島における最近の好ましい変化は平和的な解決への追い風だと述べた。声明は「金正恩氏は朝鮮半島における非核化の実現は北朝鮮の確固たる立場だと述べた」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が臓器移植を「国家事業」として拡大するため、病院の大量増設、移植センターの巨大化、軍関係者を含む専門チームの投入、病床数と回転率の極限まで引き上げといった手段を組織的に講じてきた
中共軍東部戦区は29日、台湾海峡周辺で実弾射撃を伴う軍事演習を実施した。これに対し、台湾総統府は「台湾海峡とインド太平洋地域で保たれてきた安全と安定の現状を力ずくで破壊するものだ」として強く反発
トランプ氏とゼレンスキー氏がマー・ア・ラゴで会談し、20項目の和平案を協議した。安全保障やドンバス地域の帰属など難題は残るが、トランプ氏は交渉が最終段階にあると強調。終結への期待が高まっている
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する