北朝鮮が非核化実行なら経済支援が保証されるべき、中韓首相が一致

[ソウル 9日 ロイター] – 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の李克強首相は9日、北朝鮮が完全な非核化を実行すれば、北朝鮮に対する国際社会の経済支援が保証されるべきとの見解で一致した。韓国大統領府(青瓦台)の当局者が述べた。

尹永燦国民疎通首席秘書官は「両首脳は、北朝鮮が完全な非核化を実行すれば、米国を含む国際社会が体制の保証や経済開発など、北朝鮮に明るい将来を約束する支援をすべきとの意見で一致した」と述べた。

また両首脳は、北朝鮮を経由して韓国と中国を結ぶ鉄道を建設するプロジェクトの可能性について、両国で共同調査を始めることが可能との認識でも一致したという。

関連記事
トランプ次期大統領は27日、メキシコのシェインバウム大統領と会談し、「(米国の)南部国境を事実上閉鎖することに同意した」と述べた。しかし、メキシコの大統領は閉鎖することはないと述べるなど意見が食い違う事態となった。
トランプ次期大統領が就任初日にカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すと発表。両国は迅速な対応を見せる。主要輸入元国の経済に深刻な影響が予想され、地域の経済関係にも緊張が高まる可能性がある。
米司法省はトランプ次期大統領の4つの重罪起訴を撤回へ。背景には現職大統領の起訴回避慣例が。ロシアはトランプ氏の和平案に注目し、対立の終結を期待。ウクライナとの和平条件の溝が深まる一方で、米国政治が戦争の動向に影響を与える可能性が示唆されている
米軍は台湾海峡を含むインド太平洋地域で分散配置を推進。HIMARSや空母を南西諸島やフィリピンに展開し、脅威に対応。3隻の空母や最新兵器を活用し、中国を牽制する動きを強化
2年前、全中国を席巻した「白紙運動(革命)」は中共執政以来数少ない抗議成功例となったが、今もなお大勢の若い抗議者が投獄され、あるいは行方不明になっている。