北朝鮮で拘束の米国人解放、米朝首脳会談にプラス 米韓首脳が電話会談

[ソウル 9日 ロイター] – 韓国大統領府は9日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がトランプ米大統領と電話会談を行い、トランプ氏が北朝鮮が同国で拘束されていた3人の米国人を解放したことは米朝首脳会談にプラスの影響を及ぼすとの見解を示したことを明らかにした。

トランプ氏は朝方、北朝鮮に拘束されていた3人の米国人が訪朝していたポンペオ国務長官とともに帰国の途に就いたことを明らかにしている。

韓国大統領府報道官によると、トランプ氏は文大統領に対し、ポンペオ長官は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と非常に建設的な協議を行ったことも明らかにした。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

関連記事
X(旧ツイッター)の利用者に対して、「今やあなたたちがメディアだ」と実業家イーロン・マスク氏は述べた。米大統領選と兵庫県知事選挙におけるトランプ次期大統領と斎藤知事の当選により、テレビや新聞などのオールドメディアへの信頼度が低下しているとの声が広がる一方、SNSへの注目度が高まっている。
トランプ次期大統領は27日、メキシコのシェインバウム大統領と会談し、「(米国の)南部国境を事実上閉鎖することに同意した」と述べた。しかし、メキシコの大統領は閉鎖することはないと述べるなど意見が食い違う事態となった。
トランプ次期大統領が就任初日にカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すと発表。両国は迅速な対応を見せる。主要輸入元国の経済に深刻な影響が予想され、地域の経済関係にも緊張が高まる可能性がある。
米司法省はトランプ次期大統領の4つの重罪起訴を撤回へ。背景には現職大統領の起訴回避慣例が。ロシアはトランプ氏の和平案に注目し、対立の終結を期待。ウクライナとの和平条件の溝が深まる一方で、米国政治が戦争の動向に影響を与える可能性が示唆されている
米軍は台湾海峡を含むインド太平洋地域で分散配置を推進。HIMARSや空母を南西諸島やフィリピンに展開し、脅威に対応。3隻の空母や最新兵器を活用し、中国を牽制する動きを強化