米中貿易交渉、中国副首相の訪米控え両国当局者が11日に会合

[ワシントン 10日 ロイター] – 米財務省高官は、貿易摩擦を巡る2回目の米中交渉を前に両国当局者が11日にワシントンで会合を開くと明らかにした。

ムニューシン財務長官などの米政府高官は先週北京を訪れ、中国側の代表を担う劉鶴副首相と通商協議を行った。ただ、大きな進展はなかった。

財務省高官は11日の会合について、交渉継続に向けた劉鶴氏のワシントン訪問の準備だと説明。ただ、会合の詳細や劉鶴氏の訪米時期は明らかにしていない。

サンダース米大統領報道官は7日、劉鶴氏が来週、ワシントンを訪れて協議を継続すると明らかにした。

関係筋は、劉鶴氏の訪米に先駆け中国の担当者がワシントンを訪れる可能性があると述べた。

ロス商務長官はCNBCに対して、劉鶴氏の訪米の時期は不明で、来週ではないかもしれない、と語った。

ロス氏はまた、中国側は先週の協議で対中貿易赤字を削減するという考えには合意したと思うと述べ、ただ、問題はどのようにしてどの程度削減するかだと説明した。

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