パリで通行人襲撃事件、射殺された容疑者はチェチェン出身

[パリ 13日 ロイター] – フランス・パリのオペラ座付近で12日夜、男が刃物で通行人を次々に襲う事件が発生し、刺された男性1人が死亡、4人が負傷した。容疑者は警察に射殺された。

男は襲撃の際、アラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたという。

当局によると、容疑者はチェチェン共和国生まれの21歳でフランス国籍を取得していた。警察は両親や友人への聴取を進めている。

政府報道官によると、男は2016年からテロ対策当局の監視対象になっていた。

この襲撃について、過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出したが、証拠は示していない。政府報道官は、犯行声明が本物かどうかの確認はできていないとしている。

関連記事
アルバニアの首相、エディ・ラマはソーシャルメディア、特にTikTokとSnapchatの禁止を検討。少年の殺害事件を受けて、ソーシャルメディアの暴力助長の疑問が持ち上がり、国民の間で議論が活発に。政府は慎重な対応を重視し、教師や保護者との協議を続ける方針です。
X(旧ツイッター)の利用者に対して、「今やあなたたちがメディアだ」と実業家イーロン・マスク氏は述べた。米大統領選と兵庫県知事選挙におけるトランプ次期大統領と斎藤知事の当選により、テレビや新聞などのオールドメディアへの信頼度が低下しているとの声が広がる一方、SNSへの注目度が高まっている。
トランプ次期大統領は27日、メキシコのシェインバウム大統領と会談し、「(米国の)南部国境を事実上閉鎖することに同意した」と述べた。しかし、メキシコの大統領は閉鎖することはないと述べるなど意見が食い違う事態となった。
トランプ次期大統領が就任初日にカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すと発表。両国は迅速な対応を見せる。主要輸入元国の経済に深刻な影響が予想され、地域の経済関係にも緊張が高まる可能性がある。
米司法省はトランプ次期大統領の4つの重罪起訴を撤回へ。背景には現職大統領の起訴回避慣例が。ロシアはトランプ氏の和平案に注目し、対立の終結を期待。ウクライナとの和平条件の溝が深まる一方で、米国政治が戦争の動向に影響を与える可能性が示唆されている