「もう生活できない」中国各地でトラック運転手がストライキ 数万人参加か

8日から始まった中国各地のトラック運転手によるストライキは、11日現在も続いている。待遇の改善を求める今回のストライキは、江西省修水市に端を発し、安徽省、湖北省、浙江省、上海市、貴州省、重慶市など各地の運転手が呼応している。

SNSに掲載された写真や動画によると、各地の高速道路、幹線道路、料金所に多数のトラックが停車している。

ストライキは10日間の予定。発端はトラック配車アプリ・運満々が運転手を競わせ、運賃が急落したことにある。「市場は運満々に独占され、不当に引き下げられた運賃ではもう生活できない」と参加者は訴えた。そのほか、ガソリン価格の高騰、警察当局の理不尽な取り締まり、道路通行料の恣意(しい・思いついたままの考え)な徴収、政策の朝令暮改(ちょうれいぼかい・法令がでてもすぐあとから改められる、あてにならないこと)などの改善を求めた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共軍の研究者がOpenAIやAnthropicなど米国の先端人工知能(AI)モデルを利用し、ドローン、サイバー戦、情報分析、戦術判断に使用できる中国独自のAIシステムを訓練していることが分かった 
米国土安全保障省は、中国企業43社をウイグル強制労働防止法のエンティティーリストに追加した。対象はアルミニウム、衣料品、綿花、トマト加工品などの関連企業で、掲載対象は187社・団体に拡大した
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省が中国の主要大学を軍民融合による安全保障上の脅威とみなし、ブラックリストを拡大して研究資金の停止と規制強化を進めている