米朝の友好ムードに不安を隠せない中国
12日に開かれた米朝首脳会談で、トランプ米大統領と金正恩・朝鮮労働党委員長は、「新たな米朝関係を築く」と意見が一致した。しかし、長い間北朝鮮を影響下に置いた中国は今、米朝の友好関係を快く思っていない。一部の専門家は、米朝が友好になれば、中国は北東アジア地域での地政学的リスクに直面し、「北朝鮮カード」なしでは世界覇権を狙うことも実現できなくなるからだと分析している。
トランプ米大統領は12日、米朝首脳会談後の記者会見において、「金正恩委員長と特別な関係が築けた」「金委員長は優れた才能のある人だ」と述べた。
一方、金委員長は、会談後の合意文書に署名する際、「歴史的会談を通じて過去を覆し、新しい出発を知らせる歴史的な文書だ。世の中は大きな変化をみるだろう」と発言した。
北朝鮮政府系メディアでは異例だが、金委員長の外交活動を早い段階で報道した。
関連記事
中国で住宅価格の下落が止まらない。中古住宅は47か月連続で値下がり、100都市のうち91都市で下落。売れているのは安い物件だけ
中国で有線イヤホンが再ブーム。売上20%増の背景は「充電不要」と「安さ」。若者を中心に人気が再燃している
中国で工場停止が相次ぎ、仕事が見つからない人が都市にあふれている。求人は減り、競争は激化
中国でドキュメンタリー映画32本が公開停止。中国という特殊な国をみる上では、見えている情報よりも、検閲で消されている情報にこそ真実がある
中国で若者が心臓外来に殺到。著名人の急死をきっかけに不安が拡大、複数都市で異変が起きている