「患難見真情」安倍首相が中国語でツイート、台湾総統に慰問を返礼

安倍首相は20日、SNSで、大阪北部地震にお見舞いの言葉を日本語で発信した台湾蔡英文総統に、台湾で使用される中国語繁体字で返礼の言葉を送った。

首相は「患難見真情(難に遭った時に真の情を見る)」との中国古語を引き合いにして、台湾から届いた見舞いのメッセージに感謝の意を示した。

首相は「これからも困難な時に助け合える関係を続けていくことを希望します」と書き添えた。蔡総統はこのツイートにすぐさま「いいね!」を付けた。

首相のつづった中国語繁体字のメッセージは次の通り。続けて日本語訳のメッセージも発している。

非常感謝溫暖的慰問,也感謝台灣許多老朋友的聲援。「患難見真情」。 希望今後將繼續作為友人在面臨困難時互相幫助。

(日本語訳:暖かいお見舞いの言葉に深謝いたします。台湾の多くの古き友人の応援にも感謝を申し上げます。「難に遭った時に真の情を見る」今後も友人として困難に遭った時には、お互いに助け合うことを希望いたします)

(編集・甲斐天海)

関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]