台湾蔡英文総統「中国は世界民主制度の脅威」=AFP
台湾の蔡英文総統はこのほど、AFP通信の取材に対して、中国は台湾だけでなく、世界各国に対して政治的圧力を強めており、世界の平和・民主を脅かしているとの認識を示した。蔡総統は、各国が台湾と共に、中国の覇権主義に対抗していくべきだと述べた。
蔡総統が2016年に就任後、中国当局は台湾海峡付近での軍事演習を強化してきた。中国からの資金援助を受け入れることと引き換えに、台湾との国交を断絶する国も近年増えた。また、中国当局の圧力を受けて、世界保健機関(WHO)をはじめとする国際機関も台湾の参加を認めていない。
今年に入ってから、中国に進出した外国企業に対して台湾が中国の一部であると明記するよう圧力をかけてきた。
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