マレーシア警察、ナジブ氏関係先からの押収品は2億7500万ドル

[クアラルンプール 27日 ロイター] – マレーシア警察は27日、ナジブ前首相創設の政府系ファンド「1MDB」からの資金流用疑惑を巡る捜査で、ナジブ氏の関係先から押収した宝飾品、高級ハンドバッグ、腕時計などの押収品の総額が2億7500万ドル近くに上ったと明らかにした。

当局はこれまで、ナジブ氏の自宅や家族が保有するマンションなど関係先の家宅捜索を実施。ナジブ氏はマレーシアからの出国を禁じられており、汚職防止委員会(MACC)の聴取を既に受けている。

警察幹部は記者会見で、捜索先6軒からの押収品すべての時価は9億─11億リンギ(2億2400万─2億7300万ドル)に上ったと説明。国内の押収品としては過去最高額だと述べた。

このうち、現金は1億1670万リンギ、宝飾品は1万2000点で、時価にして6億6000万─8億8000万リンギ相当が押収された。

警察幹部は押収品の所有者はまだ判明していないと述べたうえで、ナジブ氏と夫人のロスマ氏を「近く」聴取する考えを示した。

関連記事
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]