イラン、いずれ新たな合意模索へ 経済制裁の影響で=トランプ大統領

[ブリュッセル 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、イランが経済制裁による痛手を受けており、いずれ新たな合意を模索せざるを得なくなるとの考えを示した。

トランプ大統領は5月、イランと欧米など6カ国が2015年に締結した核合意から離脱し、同国に対する経済制裁を再開すると表明。イランからの原油輸入を停止するよう他国に要請した。

北大西洋条約機構(NATO)首脳会議のためブリュッセルを訪れているトランプ大統領は記者団に対し、米国の核合意離脱後、イランが米国に対し「これまで以上に敬意を払っている」と指摘。「イランが多くの問題を抱え、経済が破綻しつつあることは分かっている。イランは痛みを感じており、いずれ私に『新たな合意を探ろう』と連絡してくるだろう」と語った。

ポンペオ米国務長官はこの日、同盟国に対イラン経済制裁を支援するよう要請。「イラン政府がテロ資金に利用すために調達するすべての資金源を断ち切る必要がある」と強調した。

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