ムニューシン米財務長官に日本の立場伝達=通商問題で麻生財務相

[ブエノスアイレス/東京 22日 ロイター] – 麻生太郎財務相は22日、ブエノスアイレスでムニューシン米財務長官と会談し、通商問題を巡る日本の立場を伝達したことを明らかにした。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で語った。

ムニューシン米財務長官との会談について、麻生財務相は会見で「世界経済など幅広いテーマで意見交換した」と述べた。

その上で、焦点の貿易交渉に関し「鉄鋼、アルミニウムへの関税措置および自動車の調査について、日本の立場を伝達した」と語った。米国の対イラン経済制裁再開に伴う悪影響が及ばないよう、「日本の懸念が払しょくされることを期待していると伝えた」ことも明らかにした。

これに対し、ムニューシン米財務長官がどう応じたかは「相手がどう言ったかは、言わないことになっている」と述べるにとどめた。為替に関する言及も避けた。

(マクロ政策取材チーム)

関連記事
2024年5月13日、米国国会議事堂の前で、ある特別な意味を持つ米国国旗が掲揚された。これは、法輪功の創設者である李洪志氏に対する敬意と、法輪大法が社会にもたらした素晴らしい影響を称え、世界法輪大法日を祝う行事の一環だ。
「パンデミックに対するこの新たな提案(パンデミック条約)は非常に歪んでいる。これはビジネス戦略であり、公衆衛生上の戦略ではない。富の集中と植民地主義によるビジネスだ」元WHO職員 デイビッド・ベル氏
元WHO職員が大紀元に寄稿「パンデミック条約については、巨額の資金が動いているだけに、客観的に状況を把握するのはなかなか難しい。公衆衛生に対するオーソドックスな観点から、その問題点をいくつか見ていこう」
中華民国史上初の女性総統、蔡英文が5月20日に任期を終えた。
台湾の頼清徳総統は20日、就任式典に日本の超党派国会議員らが出席し、「自らの行動によって台湾支持の姿勢を示」したことに感謝の意を示した。